2004年の世界一周旅行

20年近く前の旅行の記憶が薄れないよう書き綴ります

2004年の世界旅行を綴ります

2004年6月からの旅行の記録です。
行かない大陸はありつつも、地球を1周しました。

旅行している当時、知人にHPのフレームを作成してもらい、素人ながらHTML直書きで更新していましたが、年月を経て表示が崩れてしまいました。
デジカメで撮影した写真も破損してしまったものもあり。

「このままでは、老後に旅行の想い出を振り返れなくなる!」と心配になり、20年近く前のHPの旅行記をブログに更新していくことにしました。

HTMLを試行錯誤しながら更新していたHP ※現在は削除

 

おおまかですが、2004年6月の出来事⇒2023年6月日付のブログ となるよう、19年遅れの同時期に更新していく予定です。

 

情報は古すぎて役に立ちませんが、ネット環境やITツールが今ほど充実していない当時の旅行を懐かしんでいただければ。

 

現在は福岡市でBARそそぐ http://sosogu.jp を営業中

ついに帰国 まさかの船で(韓国から日本 福岡へ)

<2005年1月21日のHPより>

ソウル-東京の航空券を諦めて、 釜山港から船で帰国。
地球をぐるっと周っておいて、船で帰国するとは思っていませんでしたが、とにかく無事に帰国できて良かったです。

 

<2024年の今、振り返って>

いよいよ日本に戻ります。

冬のソナタブームで、ソウル-東京の特典航空券の復路チケットでは席がおさえられず、船での帰国になりました。

朝食はエイミ宅でいただきました。

健康にも良さそうな豪華な朝食

釜山港までリミさん、エイミさんが見送りに来てくれました。
「♪ 釜山港へ帰れ」が流れています。

釜山港

見送りに来てくれた2人と

韓国を出国します

出国手続きも完了

Beetle(ビートル)に乗り込みます

ビートルの中の様子

日本の陸地が近づいてきました

福岡港の博多ポートタワーが見えてきます

両親が福岡港まで迎えに来てくれました。
福岡から釜山へ1、2泊の国内旅行気分で戻ってくる人ばかりの中、家族が私の写真を撮りながら「おかえりー」と大袈裟に出迎えて浮いてました。

ただいまー

2023年6月1日に書き始めた世界一周を振り返るブログも、これで完了です。

このあと私は東京の代々木に借りたままにしていたマンションに戻り、のんびりペースの就職活動を経て2005年6月から再び会社員になります。その会社で2018年5末まで勤務し、2020年3月に福岡の薬院でバー「そそぐ」を開業し現在に至ります。


約20年前の旅行を振り返り、曖昧になりかけていた記憶がリフレッシュされました。
泊まったホテルがまだあるのか?等を調べるのも楽しい時間でした。

何かのきっかけでこの文章を読んでくださった方、20年も前の旅行を感傷的に振り返る超・超個人的なブログを目に留めていただきありがとうございました。

 

完!

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〈世界一周行程〉
・韓国で発券
・成田を出発
・カナダ
アメリ
デンマーク
スウェーデン
・オランダ
・ベルギー
ルクセンブルク
・ベルギー(2)
・オランダ(2)
オーストリア
チェコ
アイルランド
・イタリア
・ドイツ
・トルコ
UAE
シンガポール
・マレーシア
シンガポール(2)
・オーストラリア
・韓国(2)←★ココから
・日本←★ついに帰国
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世界一周最後の夜(韓国 釜山)

<2005年1月20日のHPより>

リミと一緒に釜山(プサン)へ。ここではエイミ宅にお世話になります。
エイミの運転で、ビーチや夜景が見える高台等の観光地巡りをしましたが、釜山の運転は荒くでドキドキしました。

旅行最後の夜は、釜山のC1焼酎「シウォン・ソジュ」で締め括りました。

 

<2024年の今、振り返って>

世界一周の最後の都市は、韓国・釜山です。
トロントの語学学校で一緒だったエイミが案内をしてくれます。

テジョンから釜山へ列車でGO

大宗台(テジョンデ)

釜山を代表する名勝です。


荒嶺山(ファンリョンサン)

MBCの電波塔

リミさん、エイミさんと夜景を背景に

この日はエイミさん宅に泊まらせてもらいます。

エイミさんは結婚間近。婚約者と新居マンションに転居したばかりで、新品の電化製品が並んでいました。新品のキムチ冷蔵庫もあって、「韓国のおうちにはキムチ冷蔵庫があるんだね~」と言ったら、エイミさんの顔が曇って「お義母さんが『息子が好きな手作りキムチを保存するため』って買ったのよ。。。」とのこと。
こういうの、世界どこでもある問題なんですね。


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〈世界一周行程〉
・韓国で発券
・成田を出発
・カナダ
アメリ
デンマーク
スウェーデン
・オランダ
・ベルギー
ルクセンブルク
・ベルギー(2)
・オランダ(2)
オーストリア
チェコ
アイルランド
・イタリア
・ドイツ
・トルコ
UAE
シンガポール
・マレーシア
シンガポール(2)
・オーストラリア
・韓国(2)←★今ココ
・日本
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韓国の飲み文化に触れる(韓国 テジョン)

<2005年1月19日のHPより>

トロントで友達になったリミを訪ねて、KTXで大田(テジョン)へ。

ご家族と夕食をご一緒しましたが、韓国の伝統に驚き。
目上の方に焼酎(ソジュ)を勧められたら、こそっと隠れて一気に飲み干すようです。 一気飲みするなら、せめてギャラリーが欲しい気もします。

 

<2024年の今、振り返って>

同じ日にトロントの語学学校に入った縁で仲良くなったリミさんを訪ねます。

KTXでテジョンへ。社内アナウンスは「シュパツ」「トチャク」等、なんとなく意味が分かる時もありました。

ソウルの鉄道駅

KTXの社内

 

テジョン駅に到着

テジョンは学園都市で、1993年にエキスポが開催されたそうです。

テジョンで開催されていた「人体展」を2人で観に行きました。

リミさんが韓国語の表記を私に英語で伝えてくれますが、「今日の日替わりランチは冷麺です」とかじゃなく、「ガン細胞に侵された膵臓」とか難度高めなので難航しました。

 

夕食は、リミさんご両親とともに居酒屋で食事です。写真が残ってないのが残念。
お父さんが勧めるお酒と食事をガンガン飲食するので、「おー君いいね!」って感じで盛り上がりました。お酒は言葉を超えます。

盛り上がって、友達と飲んでいたお兄さんも呼び出されました。
お父さんが「まず飲め」という感じで酒を注いで、お兄さんが横を向いて一気飲みしているのに、お父さんはそっちを見ず私に話しかけてきます。
心の中で「あ、お兄さんが一気飲みしているのに誰も見てない」と気になったのですが、そういう文化なのですね。お兄さんは終始口元を隠して一気飲みしていました。

一気飲みしていると「よっ!」とか言わないとダメな気がするのは、日本人の性(さが)でしょうか。

 

居酒屋でかなり飲んだのですが、その後リミさんと2人でテジョンのバーでビール。


この日はリミさん宅に泊まります。


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〈世界一周行程〉
・韓国で発券
・成田を出発
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・韓国(2)←★今ココ
・日本
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キムチとオリンピックを満喫(韓国 ソウル)

<2005年1月18日のHPより>

暫く馴染みのなかった寒さに滅入りつつも、 ソウル市内を観光。

ソウルー東京間を満席にしたヨン様の写真も見掛けましたが、それ以上に多く見かける俳優が。名前は知りませんが、大浦龍宇一に似ていました。

 

<2024年の今、振り返って>

北半球が冬になるタイミングで、常夏から南半球へと回避しておりましたが、急に韓国の冬。寒いです。

世界一周のチケットは仁川(インチョン)空港が起点だったので、ソウル-東京間はチケットを買うときに使った特典航空券の復路チケットを使用する予定でした。
が、空前の韓国ブームで飛行機の空きが全くなく、日本には船で戻ることにしました。

この時の韓国ブームは、冬のソナタヨン様
ぺ・ヨンジュン氏は知っていましたが、実際ソウルの広告で見かけたのは大浦龍宇一さん似のイ・ビョンホン氏でした。

2004年の6月に来た際にメインの観光地に行ったので、今回は郊外を回りました。

 

ソウルオリンピック記念館

客がおらず貸切状態での鑑賞でしたが、かなり興味深かったです。
特に近代オリンピックの年譜では、アジアで最初に開催された東京オリンピックの意義や、 国同士のの確執(冷戦時代のモスクワとロス)等が紹介されていました。

右の写真はソウル大会のマスコット「Hodori(ハドリ)」

現在も開館なさっています。

キムチ博物館

キムチの歴史や製造過程が真面目に紹介されています。
驚くほどたくさんの種類のキムチがあるものです。

キムチ博物館へようこそ

驚くほどたくさんの種類があります

試食も充実していました
キムチを「あーん」してくれている人形があります。記念写真を撮影しているので、スタッフの方に撮影をお願いして「あーん」したんでしょうね。勇気に乾杯。

当時はCOEX Mallにありましたが、現在は中心部に「キムチカン(間)」として2015年に移設されています。

COEX Mall

キムチカンのHPはこちら

COEX Mallにあるレストランでランチ。キムチの効能を勉強した直後なので、よりおいしく感じます。


中心部へ

前日空港まで迎えに来てくれたソン君が夕食を共にしてくれるので、中心部へ移動。
新年明けたばかりの賑わいが感じられます。

夕食はこちら。

夕食の後は、レトロな雰囲気の喫茶店に連れて行ってもらいました。

ソン君と、その同僚2人が夕食に付き合ってくれました。同僚の方は日本のアニメが好きで、簡単な日本語で会話してくれました。ソン君はアニメの「イニシャルD」なら繰り返し観たそうで「タ、タクミさん、は、はやい」というセリフは流ちょうでした。

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〈世界一周行程〉
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・韓国(2)←★今ココ
・日本
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仁川空港で世界一周ゴール(オーストラリアから韓国・ソウルへ)

<2005年1月17日のHPより>

機体調整のため2時間半も搭乗が遅れましたが、ソウルへ向けて出発。
空港に「持出し禁止生物」として巨大なクモ(剥製?)が展示されており、感傷的な気分も吹っ飛びました。 頼まれても持ち出しません。

九州上空を通過してソウル・仁川空港に到着。エミさんの友達が出迎えに来てくれました。本当に有難いです。

 

<2024年の今、振り返って>

2か月近く過ごしたオーストラリアを後にし、韓国ソウルに向かいます。

シドニー空港にて ラウンジなのかな?覚えてないです

ようやく飛行機に乗り込みます

比較的長いフライトなので食事も

世界一周チケットの起点は仁川(インチョン)空港なので、世界一周チケットとしてはここで使い切ったことになります。ある意味ゴール。

2004年6月以来の韓国入国スタンプ

到着時刻がだいぶ遅れましたが、メルボルンのハウスメイトだったエミさんの友達 ソン君が空港まで迎えに来てくれて、宿泊先まで送り届けてくれました。

既に夜なので、この日は宿で寝るのみ。

たぶん、この「Olympic Parktel」の4人部屋ドミトリーに宿泊したのですが、今HP見るとドミトリー部屋はないようです。改装したのかも知れません。



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・オーストラリア←★今ココから
・韓国(2)←★ココへ
・日本
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シドニー再び(オーストラリア シドニー)

<2005年1月16日のHPより>

シドニーに到着し、 そのまま市内観光。

写真はオーストラリアの国章。「国家の前進の象徴として、前進しか出来ない動物(カンガルーとエミュー)を採用した」らしいのですが、そんな勢い100%だけでいいかなとも思います。

 

<2024年の今、振り返って>

前日の夜行列車でメルボルンを出発し、朝シドニーに到着。そのまま丸1日観光するなんて、当時は元気です。

この日のデジカメの写真の破損が多く、半分位壊れてしまっています。残っているものから幾つか。

 

オーストラリア博物館

オーストラリア特有の生物、鉱物、そして猿人の進化について詳しく展示されています。 ゴリラVS猿人の戦いの絵は、かなり衝撃的でした。(石を投げ合っていた)

クモやヘビの展示は避けて見ていましたが、一度どちらかの部屋を通らざるを得ない状態に陥り、 下を向いてヘビの部屋を通過しました。

オーストラリアの難点の第一位を問われたら、間違いなく「クモ」と答えます。ただし、私の生まれ故郷の佐賀県もいっぱいいます。


Queen Victoria Building

略して「Q.V.B」らしい。
1898年に建てられたロマネスク様式の建物の中に、200を超えるお店が入っています。 Q.V.Bを初め、この周辺には雰囲気のあるデパートが多くありました。

写真をコラージュしているわけではありません。ファイルの破損です。

クラシカルな内装を写真でお伝えできなかったので、HPでぜひ。

これは「ザ・ストランド・アーケード」街の写真


ホーリー・トリニティー教会

英国植民地時代の1844年に建造され、今でも英国国教会に所属してるそうです。小さな建物ですが、内部のステンドグラスがとても美しい。

 

シドニー・タワー

高いビルが多いので、街中からはなかなか探せません。

 

Sydney's oldest continually licensed hotel BAR

その名の通り、シドニーで最も古い蒸留所併設のバーです。


Sea Side

オペラハウスとハーバー・ブリッジの眺め。

ブリッジにはオブジェが吊られていました。(11/25に見た際にはなかった)
ブリッジに登るツアーも人気らしく、お揃いのツナギを着て登る観光客の姿もありました。ちょっと怖そう。

グレーのつなぎを着たグループがいるんですがわかりにくいですね

下のHPから「ブリッジクライム」を予約できますが、写真を見るだけで怖そう。

近くにあった消火栓。宇宙飛行士みたいじゃないですか。

宿泊

どこのホテルが記録がありませんが、4人部屋でした。

同部屋の台湾女性2人は近々日本に行くそうで、おすすめの観光地などをお伝えしておきました。もう1人はアルゼンチン(かな?南米のどこか)では医師で、イギリスで看護師をしている方でした。2人でライトアップを見に出かけたのを覚えています。


ドミトリーホテルで1泊し、明日は韓国・ソウルに行きます。
日本へ戻るのはもうちょっと先ですが、世界一周チケットは仁川(インチョン)発だったので、ぐるっと一周したことになります。

この「約20年後のリバイズ日記」も近々ゴールです。

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〈世界一周行程〉
・韓国で発券
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・韓国(2)
・日本
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メルボルンから夜行列車で移動(オーストラリア メルボルン)

<2005年1月15日のHPより>

やっとメルボルンのスペルを覚えたと思ったのに、今日の夜行列車でシドニーに移動です。次に向かう韓国での滞在先や日本への帰国便の手配をし、否が応でも旅行の終わりが近いことを実感させられます。

写真はスペンサー・ストリート駅付近にある巨大な像。・・・彫り掛け?


<2024年の今、振り返って>

改めて調べたところ、巨大な像は、地元メルボルン出身のBruce Armstrong氏の作品でした。

像はもちろん完成品で、アボリジニの神話に出てくる、天地創造の主であるオナガイヌワシ「Bunjil(ブンジル)」を題材にしたものだそうです。

Google Mapで見たら、今もずっと高台から市内を臨んでいます。
周りの風景はだいぶ変わっているようで、「そうかー20年だもんなぁ」としみじみしました。

Google Mapの写真2014年(左)と2022年(右)
かつてはなかった高層ビルが建築中です

長距離列車が発着するスペンサーストリート駅から、シドニー行の夜行列車に乗ります。この駅は、2005年を境に「Southern Cross station(サザンクロス駅)」と名称が変わっているそうです。

2005年1月当時は工事中だったスペンサー・ストリート駅

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〈世界一周行程〉
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