<2004年10月5日のHPより>
イタリアのナポリを起点に、プーリア州の州都Bari(バーリ)を経由して世界遺産の Alberobello(アルベロベッロ)へ。「トゥルッリ」と呼ばれる石で組み立てられた家が続く街並みは、なんともかわいらしい。
観光後は夜行列車(寝台ではない)に乗って、シチリア島に移動。
<2023年の今、ふり返って>
この日はかなりの移動と観光量です。
いかにも治安が悪そうな早朝のナポリ駅からバスでBari(バーリ)に向かい、そこから列車でAlberobello(アルベロベッロ)へ。
「トゥルッリ」が並ぶ街並みは、1996年に世界遺産になっています。
トゥルッリ誕生には諸説ありますが、有力なのは税金を逃れるため。
1600年代中盤のスペイン統治下、モルタル(漆喰)で塗装された屋根がある建物が課税の対象だったので、壁をモルタルで塗らず、さらには役人が来た際には屋根を一旦壊して「家じゃありません」と主張したそう。
かわいい仔猫がいたので何枚か写真を撮りました。
8年後の2012年にもアルベロベッロを再訪したのですが、その際にしっぽが長いモフモフの猫が歩いてて「あー!あの時の仔猫」と思ったのですが、実際どうでしょうか。
さて、一気にシチリア島に向かいます。
夜中にゴトゴト、列車がフェリーに入り海を渡り、シチリア島に到着後また連結して列車として走り出します。すごくないですか?
この模様は、シチリア島からイタリア本土に戻る際に記録したので後日。
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