<2004年10月18日のHPより>
※午前中の通院は記載なし。
<2023年の今、ふり返って>
10日程前から咳が出て、ここ数日は咳が止まらず肺がヒューヒューするような感じがありました。
日本で保険に入っていて(期間1年だったので保険料は数万だったと思います)、保険の手引きを持っていました。保険会社が提携している病院は、診察費を立て替える必要なく診てもらえる。しかもミラノには日本人医師がいらっしゃる病院がリストされていて、受診することにしました。
海外で病院に行くのは、1997年のベトナム・ハノイ以来2回目の体験です。
土日は病院が休みなので、ミラノのホテルで1人寝て過ごします。ミラノで寝て過ごす。「暮らすように旅をする」の究極系かも知れません。
先輩を見送り一人旅に戻った10月16日(土) 17日(日)はSan Carloというホテルに泊まりました。
食べ物を買いに出る以外は部屋にいて暇そうな私にフロントの方が「今日のサッカーの試合のチケットが1枚あって、格安で譲れるけどどう?」と声をかけてくださいました。元気だったら行きたいところですが、断って部屋で寝ます。
ちなみに今調べたところ、2004年10月17日の試合結果は、ACミラン1ー0カリアリ。ミランが勝ったので盛り上がったことでしょう。
Google Mapによると、今はリニューアルされ「SMART HOTEL」があります。
18日(月)病院の受付開始時間に受診に行き、ショートカットのキリッとかっこいい女性医師に診察していただきました。吸引薬と体温計を渡され、明日もう一度来てくださいと言われましたが、この日の夜はベネチアのホテルの予約をしています。
薬が効くかを気に掛けてくださり、翌日体調を電話で報告することになりました。
幸い吸引薬で呼吸が楽になり、翌日ベネチアから「熱もなく、咳も治まってます」と電話でお伝えしました。
あの病院まだあるのかしら?と調べたところ、診察くださった方は森下京子さんとおっしゃる国際的に活躍なさっているドクターで、近年は北京で勤務なさって2022年にイタリアにお戻りになったようです。
1996年に「イタリアの陽気な晩餐会」という本も執筆なさっており、運よくネットで中古の本をみつけて購入しました。
慣れない海外で体調を崩し心細い中、親身になってくださり、しかも受診後は呼吸も楽になり本当に有難かったです。
旅行のことを書き記すために19年の時を経て、お名前が分かった(しかも著書もあった)のは嬉しいご縁です。
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