<2004年9月17日のHPより>
念願のHoegaarden醸造所へ!
※日本語ではヒューガルデン、現地ではホーガルデン
<2023年の今、ふり返って>
最初にヒューガルデンを飲んだのは1997年。
東北沢駅すぐの2階にあるお店です。
なんと言うお店だったっけ・・とGoogleで検索しても全く分かりません。
最終的にはmixiに会員登録し、東北沢のコミュニティの昔の書き込みを読み込んで「海晴亭EAST」と判明しました。
2000年に阿佐ヶ谷に移転し、経営変更などを経て2013年に閉店なさったそうです。
阿佐ヶ谷の海晴亭も行ったことあります!ヒューガルデンとたこ焼きがおいしいお店でしたが、東北沢からの移転とは認識していませんでした。
東北沢の海晴亭EASTで、初めてヒューガルデンを飲んだ時の感激は忘れられません。
1997年当時はワインブーム。
産地や味が多様で奥深いワインと比較して、ビールは国産のピルスナーかアメリカのバドワイザー程度の画一的なイメージで、雑に扱われていました。
海晴亭EASTのおかげでビールにも奥深さがあることを知り、元々ビール党の私は友達にベルギービールを紹介しまくりました。
そんな想い出深いヒューガルデンの故郷を訪れます。
2004年当時は今のようにWEBで情報収集できる状況ではないので、ブリュッセルのホテルのフロントの方にお願いして、見学できる日時をメモしてもらった記憶があります。
まずは最寄りの鉄道駅「TIENEN」へ。
駅からバスに乗ります。バスに乗り込む際に運転手さんに「ヒューガルデンブルワリー?」と聞くと「行くよ」と頷いてくれました。
安心して運転手さんのすぐ近くに座ります。
近づくと運転手さんが教えてくれます。
「このバス停だよ」と言われて降り、道行く人に「ヒューガルデンブルワリーの見学はどっち?」と聞くと、どうやらここじゃないようです。
運転手さんが案内してくれたここは、ヒューガルデンのガチの工場で、見学できる場所は離れているそう。
目的地まで走ること20分。
嘘みたいですが、その日は街のマラソン大会が開催されていたようで、たくさんの人が走っていました。
途中その人たちに交じりながら走り、何とか「Brouwerij Hoegaarden」に辿り着きました。汗だくです。今すぐビール飲みたい。
当時は館内の撮影NGでしたので記録は残っていませんが、麦やホップ、コリアンダー、オレンジピール等の原材料の匂いを嗅いだり、工程の説明を受けたり、ヒューガルデンへの理解を深めることができました。
試飲コーナーもあります。
日本のビール会社からの視察者一行を引率していた通訳の人に「あなた1人でここまで来たんですか?どうやって?珍しい人ですね。」と言われました。
辿り着くまでの苦労を語りたくなりましたが、忙しそうなので我慢しておきました。
当時はヒューガルデン2杯とお土産グラスで6ユーロでした。
公式HPには見学の情報を見つけられませんでしたが、今でも見学施設はあるようです。
今はGoogle Mapもあるし、迷わずにたどり着けることと思います。
ブリュッセルに向かい1泊。明日はアントワープを経由してオランダに戻ります。
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